こんな症状だったらバッテリー上がり
一番わかりやすいのはエンジンがかかる際のキュルキュルというセルモーターの音がエンジンがかかるまでしなかったり、全くしなくなることです。
今まで普通に回っていたセルが、今日はまったく反応なしということもあります
ライトや警告ランプだけでなく最近ではキーレスエントリーやスマートキーによる開閉など、クルマのほとんどの機能は電気で制御されていますそれらの電力を供給するバッテリーはクルマにとって重要な装置です
夏のドライブあるあるが実は「バッテリー上がり」。おでかけ前にこの記事をチェックして安心・安全なドライブをお楽しみください
さっきまで動いていたクルマが突然動かなくなる?そんなまさか!
ところが、実はJAFロードサービス出動理由のダントツの第一位がこの「バッテリー上がり」なのです
エンジンを始動させる「セルモーター(スターターモーター)」は電力で回します。携帯がバッテリー切れで動かなくなってしまうようにクルマもバッテリーが上がれば動かなくなってしまいます
夏のバッテリー上がりは突然のように起こる可能性も
兆候や対策を知っていれば冷静に行動することができます
エンジンはかからない、エアコンは作動しない、パワーウインドウは動かない…暑さの中で電力の供給が切れるとどうにも身動きがとれなくなってしまってせっかくのドライブが台無し。
夏は長期休暇で遠方へドライブする機会が多い季節。あれこれと楽しい計画を立てて…
・夏のお出かけに備えて便利で多機能なカーナビやドライブレコーダーに買い替えよう
・炎天下でもエアコンを効かせていれば車内はいつでも冷え冷え
・ロングドライブでも車内でタブレットやスマホを充電すれば同乗者が退屈することはないし
・疲れたら道の駅に駐車して涼しい車内で仮眠して気分をリフレッシュ
・仮眠中もセキュリティーシステムを作動させておけば安心
・あいにくの雨で蒸し暑くなったらエアコンの風量をあげて除湿
・リアウインドウの曇り止めを予めオンにしておけば後部の視界は常に良好
・外に出られなくても絶景ポイントに停車して自慢のカーオーディオから流れるノリノリの曲をみんなで歌えば雨の日のレジャーも盛り上がること間違いなし♪
よし!と、楽しい旅の計画はこれで万全!?
…ところが、この中にバッテリー上がりの原因があるかもしれません
そもそもバッテリーは高温になると自己放電や本体機能の劣化が加速します。それに加えて夏のロングドライブではバッテリーに過酷な条件が揃ってしまいがち。たとえば…
✔ エアコンは特に消費電力が大きく、温度設定だけでなく風量が大きくなるにつれて消費電力が増えていきます。大きな風量での長時間使用はバッテリー上がりの原因になります
✔ 豪華なカーオーディオなど、後付けの電装品の消費電力が大きいと、バッテリーが上がりやすくなります。またドライブレコーダーやセキュリティシステムは「駐車監視機能」などエンジンを停止している間にも待機電力が消費されている場合があります
✔ カーナビはエンジンを切った状態で駆動させるとバッテリーの電力を消耗します。新品のバッテリーならすぐに影響が出るわけではありませんが、劣化したバッテリーの場合は要注意です
✔ タブレットやスマホ、ゲーム機などの電子機器をシガーソケットや車内のコンセントから充電している場合もバッテリー上がりの原因になりえます
✔ 熱線を使うリアウインドウの曇り止めは消費電力が最も大きいもののひとつです。長時間使い続けるとバッテリー上がりの原因に。使わないときにはOFFにしておきましょう
✔ また、エンジンをかけるためのセルモーターも消費電力が大きいのです。不用意にエンジンをかけたり止めたりしていると知らないうちにバッテリーを消耗していることになります
✔ 道の駅や絶景ポイントなどで冷房を利かせるためにエンジンをかけっぱなしにして駐車しておく。…やりがちですが実はこれ、バッテリー上がりの落とし穴なのです
クルマはオルタネーターと呼ばれる発電機でエンジンの回転を電気に変換しています。その電気を車内の電装部品に供給し、余剰の電気をバッテリーに蓄えています
エンジンが駆動していれば渋滞中や停車時も発電はしていますが、エンジンの回転数が下がっているため、オルタネーターの発電量が減ります。電装品を多く稼働させていると発電が追い付かなくなり、不足分をバッテリーから消費します。そうしているうちにバッテリー内の電気を消化しきってしまい、バッテリー上がりが起こるのです
つまりバッテリー上がりはエンジンをかけっぱなしの状態でも起こってしまうわけなのです
一番わかりやすいのはエンジンがかかる際のキュルキュルというセルモーターの音がエンジンがかかるまでしなかったり、全くしなくなることです。
今まで普通に回っていたセルが、今日はまったく反応なしということもあります
ヘッドライトが暗い、ウインカーやパワーウインドーの動作が鈍い気がする、エンジンの始動に時間がかかる、などの違和感はバッテリーの寿命が近づいているサインかも。
劣化したバッテリーは、充電率が悪くなります
バッテリーまだ大丈夫かな?と思ったら、大嶋カーサービスにご相談ください。バッテリーの消耗具合をテスターでチェックいたします
暑い中で立往生…ということになる前に、ドライブの計画の中にバッテリーの点検も忘れずに行いましょう
一度に多くの電装品を使用しない、ある程度車内が冷えたらエアコンの風量を下げて風量設定をオートにする、車内灯の消し忘れに気を付けるなど、クルマで使用する消費電力をできるだけ抑えるようにしましょう
携帯電話の充電にも要注意!
自己放電とは、バッテリーに蓄えられている電気が時間が経つにつれて減っていくというものです。
普段から運転しているクルマなら、オルタネーターが自己放電による消費分を補っていますが、ふだんあまり使っていないクルマで出かける場合はバッテリーが上がっているかもしれません。
しばらく車を使わない時でもたまに車のエンジンをかけて30分だけでも運転などがオススメです。
バッテリーは経年劣化によって最大容量が減ります。使用・未使用に関わらずバッテリーの寿命は2~3年といわれています
持ちが良い場合それ以上使える事が多いですが、バッテリーが弱ってきたサインや定期点検を期に交換しましょう。
ブースターケーブルを持っていれば、ほかのクルマのバッテリーと繋いでエンジンをかけるくらいの電力を分けてもらうという方法があります。
ただし、手順を間違えてしまうとショートによる故障が発生する場合があります。
また供給側のバッテリー電力が足りない時は、エンジンがかかる前に救援車の方もバッテリーが上がる可能性があります。
ブースターケーブルの利用は正しい手順で慎重に
他車に助けを求めなくてもジャンプスターター(クルマ用のモバイルバッテリー)があれば非常用のスターターとして使えます。
いろいろなタイプが市販されており、製品によってはUSB端子でモバイルバッテリーとしてスマホを充電できるものもあります。
ただし、ジャンプスターター自体を予め充電しておく必要があります
購入してから2~3年経過しているならば新品に交換しておくと安心です。また、一度バッテリー上がりを起こしたことがある場合は性能が極端に落ち、短期間でバッテリー上がりを起こしやすくなっていますので気を付けましょう
ちなみに、オルタネーター(発電機)がダメになっているときはバッテリーを交換してもエンジンがかかりません。
オルタネーターの故障はバッテリーの寿命を縮めることにもなりますので、念のためにバッテリー交換の時に一緒に見てもらっておくと安心ですね
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夏のお出かけの計画の中に、バッテリーの消耗具合や空気圧の点検など、愛車のメンテナンスも是非加えてみてください。クルマに関するご相談なら是非、お近くの大嶋カーサービスへどうぞ
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